アロエは、アロエ属の多年生の多肉植物で4000年以上前から人類に使われてきていました。原産地である南アフリカには300種類近く、その他マダガスカルやアラビアに分布しており、合計600種類以上あるとされています。

アロエは、アロエ属の多年生の多肉植物で4000年以上前から人類に使われてきていました。
原産地である南アフリカには300種類近く、その他マダガスカルやアラビアに分布しており、合計600種類以上あるとされています。高さが20メートルを超えるものから、小さなものは10センチに満たないものまで様々です。
日本では観賞用も含めると100種類以上のアロエが栽培されているとみられますが、薬用として広く活用されているのが、葉の細いアロエ、キダチアロエです。キダチアロエは 健康食品と同時に、「医者いらず」として知られていて、第3類医薬品「OTC薬」として, 市販されています。また生葉は軽いやけどや日焼けの際にその場所に塗布することで、皮膚の再生を促す働きがあることが知られていました。
欧米などでは肉厚のアロエベラが一般的です。
 アロエベラの葉は大きく、1枚の葉の長さが約70~80センチ、幅は10センチ前後、厚みは3センチほど。大きな葉なら、1枚の葉は重さが1・5キロくらいで、そうした葉が12~16枚も集まって一つの株をつくっています。
アロエベラの原産地はアフリカ、アラビヤ、地中海地方と言われており、アロエベラの“ベラ”はラテン語で「真実の」「本当の」という意味で、アロエベラとは「真実のアロエ」という意味になります。マケドニア帝国のアレキサンダー大王は、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの助言により、兵士の傷の治療や健康維持のためにアロエを栽培させていたと言われています。
あのクレオパトラも、アロエベラを愛用したと言われています。オリーブとアロエのエキスを肌に塗り、美肌を保ったと言われているのです。
現代、アメリカ南西部でもアロエベラは キッチン・ウィンドーシフル・プラント(台所の窓辺に置く植物)と親しまれています。つまり切り傷や火傷の応急処置に使える、という意味です。
商業用として、アメリカやメキシコ、ドミニカ共和国のフィールドで栽培されたアロエベラは、外皮を取り除かれたゲルの部分のみが化粧品や健康食品として世界中に流通しています。

世界のアロエ

日本では1940年代には30種類程度しかありませんでしたが、現在では観賞用も含めて数百種類のアロエがあると言われています。葉の形や花の色も美しく、寒さや水の与えすぎに気をつければ誰でも栽培できるのが特徴の一つです。

研究成果

民間伝承薬として使われていたアロエが一躍脚光を浴びたのが、1954年に行われたマーシャル諸島ビキニ環礁で行われた水爆実験によるやけどへの効用でした。炎症を抑え、そして皮膚を再生させるのを助ける働き、つまり新しい細胞を賦活させる効用があることもそれ以降発見され、以来たくさんの研究がなされるようになりました。