COVID-19感染症予防とその症状緩和にアロエ(ベラ)を使用するための探索的アプローチ: Exploratory approaches for the use of aloe for COVID-19 treatment:Prevention and mitigation effect

大変興味深い論文が2020年12月31日にネット上に公開されました。1月23日の八木先生のセミナーでもご紹介いたしました。
掲載はJournal of Diabetes Research Reviews & Reports(糖尿病学会誌) です。
論文に関係されたのは以下の先生方です。
福山大学名誉教授 日本アロエ科学協会顧問 八木晟先生
エジプトタンタ大学薬学部副学長 アマル・カバシュ先生
米国サンアントニオ保健センター名誉教授 
テキサス大学名誉教授 BPユー先生
大阪市立大学医学部神経内科 安宅鈴香先生

主に八木先生が新型コロナウイルスにどのようにアロエベラゲルが働く可能性があるかを世界中の関連する情報を集めた最新の総説です。多岐にわたる内容ですが、その内数点をご紹介します。

・アロエオリゴ糖(アロエ多糖体の一種)はIL10というサイトカインの生成を抑えることが動物実験ですが、分かっています。サイトカインというのは何種類もありますが、特にIL10がたくさん生成されることで患者の死亡率が上がっていることが考えられていますので、IL10の生成を抑える可能性があることはとても重要です。

・新型コロナウイルスで亡くなる人とその人が胃腸障害を持っていることの関係が報告されています。腸内細菌によって作られる「短鎖脂肪酸」が少ないことが関連していると考えられています。つまり腸内環境を整えて、短鎖脂肪酸(酪酸など)をしっかりと体内に持つことが重要ということです。

この論文の内容についてさらに理解を深めたい方は八木先生のZOOMセミナーへ(お一人様 550円 90分)

2月20日午前10時より開催

https://japan-aloe-1.stores.jp/items/5fd2f585b00aa32eca712157